エステティシャンは物販に対する苦手意識が強い人が多いですね。
実際、私も昔サロンにお勤めしていた頃は、お化粧品を売るのが苦手で「私はエステの技術がやりたくてエステティシャンになったんです!物が売りたいわけじゃないんです!」って上司に言ったこともあります(笑)
それが、今は物販が大好きで楽しくて仕方ない。うちのサロンは物販購入率100%。つまりエステのお客様全員が化粧品なりサプリなり、何かしらの商品を使ってくれています。
物販が大の苦手だった私が、なぜ物販大好き人間になったのか、
自営業で生活がかかっているから売り上げが大事、というのはもちろんありますよ。
でも、それ以上に自営業だからこそ、お客様お一人お一人のお肌に対する責任を実感したからです。
お客様のお肌をよりよくしていくためには、サロンでのお手入れだけではなく、ホームケアって大事ですよね。
食事や睡眠やストレス解消、それにホームケアで使う化粧品。
その人に合ったスキンケアやサプリを使うからこそ、サロンケアの効果を高め、持続させるのだから、お客様の状態を把握しているエステティシャンがそれを教えてあげないのは、すごく無責任。
「売る」のではなく、「提案」「情報提供」なのです。
それで、買うか買わないかはお客様次第。購入しなかったからといって、お客様があなたを嫌うということもないし、落ち込む必要もないのです。
オススメした商品をお客様が購入されなかった時に大事なのは、落ち込むことじゃなくて、どうしたらこの商品の必要性をお客様に伝えられるかということ。
嫌われるとか、押し売りと思われるとか、それって自分がどう思われるかばかりで、お客様のことを全然考えていないということですよ。