あのお客様の施術をすると、
吸い取られるとか 悪い気を持っているから疲れる とか。
時々そんな話をエステティシャンの方から聞きます。
そんなこと言うならエステの仕事しなくていいんじゃないか、と私は常々思っています。
私、霊感あるんです～的な、『気』とか感じやすいんです～的な、
ドヤ顔で言ってくるんだけど、
そういうこと言ってる人はね、逆にお客様のエネルギー吸い取ってるんだよ！
（知らんけど）
色々なお客様がサロンにご来店されます。
身体だけでなく心が疲れている人も。
それって当たり前ですよね。
お肌や身体のメンテナンスと同時に、お客様のメンタルの部分を癒すのもエステティシャンの役割です。
この仕事をしている人って、普段は意識していないかもしれないけど
お客様への優しさや愛とか、そんな想いは誰しも持っていると思うんです。
それなのに、エネルギーやら波動やら、そういう言葉を出した途端に
安っぽくなるし胡散臭くなるし、
お客様よりも自分の方が立場が上。
そんな無言のマウンティングのようなものを感じてしまって悲しくなります。
お客様の『気』を受ける とか
波動が乱れる とか
それ違うでしょ！！
お客様が、サロンやエステティシャンに何を期待して、どんな気持ちで、ご来店くださるのか。
そういうことに思いを馳せてみませんか？
私たちエステティシャンは
関わる人に触れることで、優しさや愛を与えているのです。
『与える』なんてことは考えなくても自然にそうなってしまうものです。
優しさや愛を、触れるという行為を通して与えて
お客様の元々持つものを引き出し自分で回復できる手助けをしているのです。
エステティシャンがすごいのではなく、お客様のすごい自分を思い出してもらうだけ。
どんなお客様からも何も受けないし、
優しさや愛はいくら与えても減らない。
むしろ与えるほどに、あなたの中に溢れてくるものなんですよ。
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